首のしこりが気になるというので病院に連れて行ってきた

健康

しこりが気になる!と言い出したのは75歳の義母です。
というわけで、昨日は朝から市内の大きい病院にいっていました。

⒈しこりの自覚症状

首にしこりがある!と言い出したのは、近距離別居中の義母でした。
気づいたのは一週間ほど前。

左の首の横側、いわゆる即頸部というあたりでした。
大きさは2センチくらいでぽこっとは出ておらず平たい何かが入ってる感じです。
触感は硬め、グリグリ動いたりもしませんでした。
ギュッと押すと痛い…くらいだそうで、どうも痛みよりも皮膚が引っ張られる感覚の方が気になるようでした。

ぶっちゃけ、見た目はほとんど変わりません。真正面からよぉぉぉぉく見れば、左のが少しふくよかかも?という程度です。
義母は首回りのたるみがすごいのと、髪型の加減でまぁほぼ気付かないよねといったところでした。
現に週2回来てくれているヘルパーさんも、ちょくちょく通っている鍼灸の先生も気付かなかったようです。

⒉かかりつけ医に相談

私たちが報告を受けた3日後が、ちょうど月一の病院の日だったのでまずはそこで相談しました。
40年近く喫煙歴のある義母はCOPDで通院中です。
状態としては軽〜中程度なのですが、痛みに非常に弱い人なのでメンタルケアの意味合いで通っています。
内科(中でも呼吸器科に特化)した先生では、「そっとしこりを触るのが精一杯よ〜」とのことで、系列病院への紹介ということになりました。

紹介してもらった先は初めて聞く「頭頸外科」というものでした。
読んで字のごとく首から上の外科的なものを担当されるそうで、耳鼻咽喉科と診療箇所がかぶることが多いそうです。
実際に今回受診した病院でも併記されていました。

かかりつけの先生に紹介状は書いてもらったものの、予約いっぱいすぎて2週間以内に予約での紹介ができないということで月曜日の朝一、一般外来で受診することになりました。

空いた時間に診てもらうことになったのですが、大きい病院ってすごく待つんですよね〜(´⊙ω⊙`)
読みかけの文庫2冊を抱えて、覚悟して挑みました。

⒊初めての頭頸外科での検査

呼吸器の先生から、必ず朝8時の予約受付の時間には来ておくんだよ!のアドバイスを守り、7時50分には到着しました。
8時受付開始、9時診療開始でしたが、実際に診てもらえたのは11時すぎてからでした…。

1回目の診察では一通りの問診をして、触診。
そのあとは超音波の検査でした。


不必要かな?と思いつつも、いいよと言ってもらえたので立ち会うことにしました。
ジェルを塗ってグリグリして、数枚写真を撮って〜のよくある感じでした。

そのまま次に行われたのが、鼻からの内視鏡(カメラ)での検査でした。
シュシュっと麻酔をしてグイグイカメラを入れていく先生…。
若くてきれいな女医さんだったのですが、痛がりの義母がひたすら文句を言っていても、一切手元を見ずに画面だけ見て作業する姿がとても印象的でした。
背中を丸めたり、舌を突き出したりいろんなところの写真を撮っていたんだろうなという感じです。
鼻や喉はきれいだな〜とおっしゃってました。

一度診療室から出て、血液検査室で腫瘍マーカー用に採血に行きました。

もう一度呼ばれ、2回目の診察では病理検査に出すための組織を注射器で二回ぶん取って終わり。
ちゃんと超音波の機械で組織の場所を把握してから取っていることに、当たり前ながら感心したりしました。

一度診察が始まってからはそれほど待ち時間なく進み、ホッとしました。

・問診
・触診
・超音波検査
・内視鏡検査
・血液検査
・病理検査のための組織取り

これだけやってこの日は終了でした。
今のところわかったことは、
・片方だけにしこりが出ているのでウイルス感染などではなく腫瘍な可能性が高い
・唾液腺の腫れではなくリンパ節の腫れ
という二点でした。

検査結果が出揃うのは二週間後で、そのときには腫瘍が良性か悪性かも判るそうです。
会計を済ませ、病院を出る頃には14時をまわっていました。

⒋実は去年、叔父もリンパ節転移のガンでした

実は私の叔父が昨年の春頃、同じように首が突然腫れ、ガンがリンパ節に転移していることがわかりました。
元は下咽頭がんで、こちらは発見時はステージ1の小さなものだったそうです。

転移したリンパ節での増殖が早すぎて一気にステージ4になり、ドタバタした中で手術したという経緯がありました。
そのときとおそらく同じ検査や流れなので、こうしていろいろ検査を受けたのか…としみじみ思いました。

もうすぐ還暦でずっと独身な叔父は、検査も手術も抗がん剤治療もそして術後の今も、特に何も弱音を吐くことなく1人でこなしました。
手術に家族の同意がいるとのことでやっと連絡があり、さすがに手術には私の両親やもう1人の叔父が付き添ったりしました。
入院中も私や両親でローテーションでお見舞いには行きましたが、遠方に住んでいるのもあって週一の訪問がやっとでした。

いまも働きながら再発がないか通院を続けていますが、きっと不安がないわけではないだろうな、と思います。

まとめ

今回の義母の件は、今後どうなるにしろ検査工程を見れただけでも、私にとって価値のあるものになりました。

小さい頃からたくさんお世話になって、大好きな叔父に対して今後もなにか手伝えることはないんだろうかと改めて考えるきっかけになりました。

ガンについていい機会だし少し勉強しようかなと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました