先日、首のしこりで頭頸外科を受診した義母。
超音波検査、鼻カメラ、細胞の病理検査を受けたよという話の続きです。
病院から電話がかかってきた
一月の末に首のしこりで頭頸外科を受診し、いくつかの検査を受けた義母。
本来なら2月10日ごろに検査結果をゆっくり聞きに行く予定だったのですが、病院からの電話で状況が一変しました。
かかってきたのは検査から4日しか経ってない金曜日。
義母はメンタルが弱くすぐ取り乱しがちなので「良い連絡は本人へ、あまり良くない場合は私(義理の娘)に連絡を」と伝えていました。
私のスマホに連絡があった時点で、あちゃ〜と思いましたʕ⁎̯͡⁎ʔ
用件は予想通り「当初の予定まで待てないのでなるべく早く来院するように」とのこと。
昨年夏に叔父が下咽頭ガン→リンパ節転移で発覚した際も、今すぐ来いと電話があったと聞いていたのでなんとなく覚悟を決めました。
翌週火曜日にはすぐ受診することにしました。
わりとサクッとガン宣告
午前の最後の患者として予約してあったのもあって、大きな病院なのに誰もいない中、診察室に入っていくのは少し怖かったです。
前回より先生が1人増えて、2人体制で改めてあいさつをした後、ほんとびっくりするくらいサクッとリンパ節のしこりが悪性腫瘍(ガン)だったと宣告されました。
「最近はインターネットでいろいろ検索がかけれてしまう時代なので隠しませんよ」とは聞いていたのですが、あまりにもさらっと言うので聞き逃す人もいるんじゃないかと思うほどでした。
さらに説明で、リンパ節はガンの原発部位(最初の癌の発生場所)になりにくいため、おそらほかに原発部位があること。
ガンの治療は部位と進行度によってかなり細かく分かれているので、とにかく原発部位を探してステージを見極めてからでないと何もできないこと。
そのためにはいくつかの検査が必要で、それでもわからなかったときはしこりを取ってそれを病理検査に出すことを教えてもらいました。
義母は道中で「きっとガンだわ〜」なんて言っていたのに真っ白になっていたので、最低限の説明ができるようにメモを取りつつ聞きました。
今後受ける検査は5つ
説明で今後受ける検査は大きい物で3つ、小さい物で2つあるとのことでした。
小さい物2つは前回もしたもの。
(この診察の後、先生2人がかりでかなり念入りに診てくれていました)
・内視鏡カメラでの検査
・超音波検査
大きい物3つは以下のもので、予約を取って改めて来院するものでした。
・造影CT検査
・MRI検査(後日再来院)
・PET検査(後日他の病院で検査)
それらの検査結果を2月半ばには揃えて、今後の話し合いをしたいと言われました。
真っ白になっている当事者を他所に、どんどん予約を入れなければこなせない感じだったので娘の参観日や私の予定を必死に思い出しつつスケジュールを調整し、癇癪を起こした時ように予備日も拝み倒して入れてもらいました。
どうしても造影CT検査の予約が満タンで折り合わなかったため、無理やりこの診察の後に捻じ込んでもらいました。
義母は立て続けに病院に来るのが面倒くさくてぶつぶつ文句を言っていましたが、先生たちに叱られやっとことの重大さがわかったようでした。
まとめ
前回はしこりがあるわ〜と受診したわけですが、今回しこりがガンなことだけはわかりました。
では、このガンはどこからきたのか?
種類や進行度によってアプローチが多岐に渡るので、まずはガンの正体を調べようというのが今回の結果でした。
全ての結果が出揃ってはじめて、先生からの治療方針についての説明があり、その場には夫も必ず同席するように言われました。
当たり前ですが先生やガン専門の看護師さんが説明してくれたフローチャート通りで、なんというかとても分かりやすくて…あまりに効率化されたシステムにガン患者って多いんだなと実感しました。
あと先生が都度都度「質問はないですか?」と聞いてくれたのですが、義母はそのときは何も聞けず家に帰って何度も同じことを言うという状態になってしまっています。
普段からの疑問もメモして、先生に解答をもらえるように準備しておいた方が私たちの負担が減るかなと思いました。
ブログのタイトル通りまさに忘備録として、今回の件は書き続けて行こうと思います。
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